心理職を志した頃のこと

2019/01/06 投稿

今年初投稿、約4か月ぶりの投稿です。本年も忘れた頃に、マイペースで投稿を続けたいと思います。さて、今年はいよいよ公認心理師元年です。岐阜県で約320名、全国で27000名の公認心理師が誕生します。

振り返れば、私が最初に心理職を志そうと思ったのは、1993年、大学の卒業を1年後に控えた頃のことでした。しかし、様々な事情で、そのときに心理職に就くための動きができず、商社の営業マンとして社会に出るしかありませんでした。

その後、塾講師、塾経営とキャリアを積みながら、偶然に知り合った大学の先生の下で、当時大きな話題となっていた小学校外国語活動の研究に携わることになったのが2003年のことでした。

もともと理系の大学を卒業していた私にとって、最初の頃は言語教育のことはチンプンカンで、今思えばトンチンカンなことを言っては、先生を困らせていたのではないかと思います。

しかし、そこで役に立ったのが大学の時にちょっとかじった統計の知識でした。独学で新しい知識を入れなおして、ビッグデータの分析に大学や企業の皆様と一緒に携わったことは、私にとって大きな経験となりました。

その後、2013年に岐阜大学の教育学研究科へ進学、特別支援教育、心理学のことを軸に教科教育のことを含め、教育全般を広く学び直し、学校心理士、特別支援教育士、ガイダンスカウンセラーの資格を得て、心理職として歩み始めました。

最初に心理職を志して26年。随分遠回りをしましたが、全ての経験は今につながったと思っています。あと何年現場で働けるか。若い人たちにバトンを渡すまでは、健康に気をつけて頑張るつもり?です。