今日は私もお手伝いしている東海地区K-ABC研究会主催の講演会が岐阜大学でありました。お招きしたのは、言語聴覚士の山名寿美子先生です。弊社が、西濃地区のお子さんの支援に取り組むようになるきっかけを作って下さった先生です。今日は「発達性読み書き障害児の成長を支える~当事者・保護者を中心とした多職種連携~」というタイトルでご講演頂きました。
この研究会は、昨年度「読み書き障害とその支援」という一貫したテーマで、事例研を開催してきました。今回はその最後を飾る講演の講師として山名先生をお招きしました。
読み書き障害を抱えるお子さんたちは、対勉強との戦いでどうしても苦戦を強いられます。今日は、様々な専門職みんなが一歩外に踏み出すことが、お子さんを支えることにつながるというお話を頂きました。
私は心理職という立場でお子さんや保護者様に接することが多いです。しかし、心理職だけでできることは限られています。だからどれだけ大変でも外に出て、いろんな先生方との交流を持つように努めています。
違う立場の先生たちとの話は、学ぶことだらけです。それを普段の子どもたちへの支援であったり、非常勤先の放課後等デイサービスの先生方へのコンサルテーションに生かしたりなど、日々の活動をブラッシュアップできればと思った一日でした。山名先生、遠方からお越し頂き、ありがとうございました。