ノートテイク(板書を写すこと)に時間がかかるお子さんの支援

今回はノートを写すのに時間がかかるお子さんの支援についてのお話です。

これはいろいろあります。十分な時間を確保してもらうのもいいでしょう。板書を取る時間がかからないようにするために、プリントを用意してもらうのもいいでしょう。

 

しかし、もっとも簡単な方法は「写メる」です。それもiPad等のタブレットがいいです。その画像を整理しておくのは、パワーポイント等のスライドソフトがいいです。高等学校は岐阜でも導入校が出てきました。なぜ小中学校に導入するのに、これだけ時間がかかるのでしょうか?

 

ケース会等で、学校へ行った時に口を揃えて言われることは「他の児童・生徒の問題」のことです。板書を取るのに時間がかかるお子さんに対して、iPad等の機器・器具の使用を認めることは「当然すべき合理的配慮」です。私たちは、何と言われようと、しつこく訴え続けます。「合理的配慮の不提供は法律で禁止」されていることです。法律は守るべきものです。こんなに守られない法律も珍しいのではないかなと思うのですが…。少し強い調子になってしまいました。お察しくださいませ(笑)!